★オールスター特集~選ばれし者たちの宴~
2009 年 7 月 21 日★オールスター特集~選ばれし者たちの宴~
【INTERVIEW】
坂本勇人選手(ジャイアンツ)
「ここまでは打率も、出塁率もしっかりと残せている。1番打者として、ちゃんとした役割はできているかなと思う。1番打者が出塁できれば、試合を有利に進められるし、チームの勝利にもすごいかかわってくるんで。まぁ、前半戦の成績に関しては満足してます。ある程度やれたかなとは思いますね。」
今回、インタビューに登場したのは、飛躍的な成長を見せている坂本勇人選手。シーズン前半戦を振り返っての自己分析や、2度目の出場となるオールスターへの意気込みなどをうかがいました。今年は、選手間投票でも1位に選出され「自信になる」と語った坂本選手。では自身は誰を選んだのか? その意外な選手の名は…本紙にて。
【ALL STAR GAME 2009】
数々の名選手たちが伝説を残してきたオールスターゲーム。今年も初戦が札幌、第2戦がマツダスタジアムで開催されます。そこで今号では、出場全選手を紹介すると同時に、特にファン投票で選出された選手を特記データ付きで紹介。また、過去のオールスターゲームの名シーンを振り返ると同時に、坂本vs.田中など、今年の見どころもお見せいたします。
【SPECIAL PREVIEW】
今週BTが注目するカードは、7月20日からのドラゴンズvs.カープのナゴヤドーム3連戦。実はこのカード、現在ドラゴンズが8連勝中と一方的に勝ち越しているという状況。現実的にクライマックスシリーズを視野に入れているカープが意地を見せられるのか? その他の対戦も含め、前半戦最後の3連戦はどれも激戦必至です。
【COLUMN&COMMUNICATION】
野球アナリストの視点“Going Deep”は、今年からMLBのアトランタ・ブレーブスに活躍の場を移した、元ドラゴンズの川上憲伸投手の前半戦を振り返ります。苦しんだ要因とは何だったのかを、データを基に検証いたしました。また、山田隆道さんの新連載コラム「ONを知らない世代の愛球アルバム」では、阪急黄金時代のエース・山田久志氏をフォーカス。その投球フォームと同様の“美しい”佇まいをご紹介いたします。
COVER
新世紀オールスター開幕!
ニューフェイスがきら星のごとく
7月24、25日の両日、待ちに待った夢の球宴がやってくる。今年のオールスターゲームの話題をさらっているのは、ジャイアンツ・坂本、イーグルス・田中という20歳の若きヒーローだ。2人は周知のとおり小学生時代の幼馴染み。同じ少年野球チームに所属し、切磋琢磨していた。その2人がプロ野球界を背負うプレーヤーとして、オールスターで激突するのだから、対決ムードが盛り上がらないはずはない。昨年の交流戦では4打数2安打で坂本に軍配が上がったが、今回はどちらに勝利の女神は微笑むのか。激突のときはすぐそこまで迫っている。
さらに、今季のオールスターにはニューフェイスも続々登場する。パ・リーグからは野村監督に「天才」とまで言わしめたイーグルス・草野、ホークス快進撃の原動力ともなっている長谷川。セ・リーグからは開幕9連勝の球団新記録を打ち立てたドラゴンズ・川井、育成選手初の球宴出場となるジャイアンツ・山口などが大舞台に立つ。ケガにより出場自体が危ぶまれるが、唯一の10代、スワローズ・由規も選出されるなど、オールスターは新時代の様相を呈し、新たな球宴伝説の幕開けを予感させる。
しかし、ペナントレースで下位に沈むチームは、お祭りに気を取られている場合ではない。前半戦最後の3連戦は浮上のチャンスなのだ。本紙パ・リーグ担当解説の大塚氏は「上位のチームはオールスターに主力投手を取られてしまう。逆に下位のチームからすると、中断を挟むので、投手をどんどんつぎ込め、無理がきく3連戦になる。下位チームはこういう隙を突いていかないと」と語る。
現在の順位はあくまでも前半戦だけのもの。昨年のタイガースのように、独走状態のジャイアンツでさえ首位から転げ落ちる可能性は十分にある。20日からの3連戦で、上位チームがさらに加速するのか、それとも下位チームが巻き返しの兆しを見せるのか。シーズンの行方を握るカギが隠されているのかもしれない。
BT編集部
