虎に喝! ~タイガースがやらなきゃ誰がやる~

2009 年 8 月 11 日

虎に喝! ~タイガースがやらなきゃ誰がやる~

【INTERVIEW】
田中賢介(ファイターズ)
 「一軍で活躍できるようになるまでは結構時間が掛りましたからね。6年間は一軍と二軍を行ったり来たりしていた。周りを気にする余裕はなかったし、自分のことで精一杯だった。“あぁ、自分はもうダメかな”と思った時も結構ありましたね」
 そう苦悩の日々を語る田中だが、プロ7年目の06年に開幕一軍を手にすると、5月途中から二塁手の定位置を確保。そして自己最多の125試合に出場して、打率.301、7本塁打、42打点の好成績をマーク。チームの25年ぶりのリーグ優勝、そして44年ぶりの日本一に大きく貢献するとともに、ゴールデングラブ賞、ベストナインにも輝いた。以降レギュラーに定着と同時にもはやチームに欠かせない選手に成長した田中。そんなチームをけん引するリードオフマンに話を訊いた。

【Special Feature】
甲子園開幕! 出場校“何でもランキング”
 8月8日に開幕した第91回夏の全国高校野球は、初戦から接戦が繰り広げられている。春の選抜準V、菊池投手を擁する花巻東がとこまで勝ち上がるのか、また敦賀気比vs.帝京という戦いにも注目が集まるが、今回BTでは、今大会の出場チームの中からランキングを作成。さまざまな角度から出場チームを紹介し、その魅力に迫る。また、「甲子園history」と題し、過去の名シーンも振り返ってみた。

【SPECIAL REPORT】
 今週BTが注目するカードは、8月11日からのタイガースvs.ドラゴンズの大阪ドーム3連戦。クライマックスシリーズへ、もう負け越しは許されないタイガースと、優勝争い真っ只中のドラゴンズ。真夏の大阪決戦は要チェック! また、ベイスターズに相性の悪い、スワローズの戦いぶりにも注目。

【COLUMN&COMMUNICATION】
 野球アナリストの視点“Going Deep”は、低迷するチームの中で苦しむ、タイガースの鳥谷選手の不調ぶりに迫った。また山田隆道さんの連載コラム「ONを知らない世代の愛球アルバム」では、山田さんが愛して止まない“ミスター・タイガース”掛布雅之氏へ、“ラブレター”を執筆。必見です!

COVER

虎に急浮上の予感あり。
“ツーベース花火”は本物か?
 今年のプロ野球に物足りなさを感じるファンがいる。WBCで応援パワーを使い果たしたのか…?いや違う。パ・リーグは、野村監督ラストイヤーと噂されるイーグルスが、初のクライマックス進出を目指しているが、未だ3位ライオンズとのゲーム差をなかなか縮められず、ここ数年続く混パの様相を呈していない。それが原因なのか…? それも違う。そこで、昨季ペナントレース終盤を盛り上げた要因を思い出してほしい。2003年のリーグ優勝以来、セ・リーグの常勝球団にまで上り詰めたタイガースと、生え抜き体質への変貌を遂げようとしていたジャイアンツのデッドヒートだ。ジャイアンツの驚異の追い上げは、平成の世における“伝統の一戦”の復活を印象付けた。ジャイアンツとタイガース、東西の雄が競い合うプロ野球は、ファンの心を鷲掴みにするのだ。
 今年の虎は、勝ち越した月はなく借金生活を続けてきた。ところが後半戦開始から4連勝、途中加入のブラゼル、桜井が主力に絡み、待ちに待ったツーベース花火が始まった。この連打攻勢は、夏の一発花火で終わるのか? それともクライマックスまで続くのか? 金本が新井に入れた喝がチームの奮起に繋がり、15ゲーム以上開きのあるジャイアンツを猛追する…。そんな昨季ペナントレースの逆転パターンをファンは期待してやまないのである。ペナントレースを盛り上げるため、“タイガースがやらなきゃ誰がやる”。

BT編集部